デモクラシータイムス選挙スペシャル
エネルギー・EVと産業政策の不在~演出される電力不足・禁断のトヨタ批判(古賀茂明)【2022選挙に行こう】20220628
にわかに持ち出された電力不足。その背景に、しぶとく復活してくる原発ムラ。日本のエネルギー政策と経産省と政治と電力業界を熟知する古賀茂明さんにお話を伺います。
原発ムラは、すべての原発の再稼働、新規原発の建設に向かって、あらゆる機会をとらえて策動しその一部が岸田政権の看板にも登場してきています。
他方で、日本のEVが伸びない理由も衝撃的。世界の趨勢から取り残され、都合のよい情報しか報道されない中で、このままいけば、唯一の輸出産業である自動車も崩壊の危機にあります。なんでそうなったのか。政府にあるべき産業政策がないこと、日本の人と技術を生かす道がありながら漫然と過ごす怠慢が、日本の凋落を招いています。
日本の政治、官僚制全体の問題を俯瞰して、日本のこれからを考えます。
2022年6月28日収録
ミサイルより教育~こどもをめぐるおとなの責任(前川喜平)【2022選挙に行こう】
選挙に行こう!2022 元文部科学次官の前川喜平さんにききます。国の存立がすべての基礎、そのためには軍備拡大をという声は大きいですが、肝心の国民・住民を育てる教育への投資は遅々として進まず、ブラック職場化した学校と高等教育を受けても奨学金返済と生活費の確保に汲々とするこどもたちという荒廃は広がるばかり。前川さんは、5兆円くれたら、高等教育無償化も給食費の無償化も30人学級も可能性は広がり、子どもたちの未来が広がる、そのことが結局日本を豊かにするといいます。世の中の風潮も政府の施策も、利潤を生みだす科学技術には投資しても、利潤を目的としない子どもたちの人生を豊かにする教育は後回し、となっていないでしょうか。人を殺す武器にそんなに金をかけてどうするんだ、それより人を生かすことにお金を掛けよう それが今回の結論でした。
収録は 2022年6月29日
安全保障戦略を誤るな 〜軍事力への熱狂は国を亡ぼす(田中均)【2022選挙に行こう】20220628
選挙に行こう!2022 元外務省審議官、国際戦略研究所理事長の田中均さんが語る「これが日本の生きる道」。ロシアのウクライナ侵攻を契機に防衛費の倍増、軍事力の強化の勇ましい声が目立つようになりました。台湾有事が起これば、日本が中国と戦争することが前提の議論も横行しています。しかし、台湾有事が起これば、最も被害を受けるのは日本です。この地域全体の緊張を緩和することなしに日本の平和と安全を守ることはできません。それなのに、日本はいま国のありようを全く変えようとしているのではないでしょうか。日本が戦後、地域で築いてきたリーダーシップは、平和国家のかけがえのない財産です。軍事力で世界の覇権を維持する米国に対するのとは違った信頼を得てきた貴重な成果でした。米国に限らずどの国も「自国ファースト」。その世界で、自前の安全保障戦略を立て実行する努力を放棄し、米国の戦略にのるだけといういまの政治でよいのか。率直にお話しいただきます。
収録は、2022年6月28日
アホダノミクスが日本を壊す 〜亡国の黒田日銀(浜矩子)【2022選挙に行こう】20220629
選挙に行こう2022。切れ味鋭い矩子節は今日も炸裂。アベノミクスの異次元非常識緩和を続けた黒田日銀が、いまやどっちを向いても絶壁の日本を作り出しました。アホノミクスを看破し喝破してきた浜さんの警告が現実となって現れてきました。日銀が円安に無策で、異次元緩和を止められないわけは?これからも国債を出し続け2倍になる防衛費をねん出したいから、そして利上げを容認すれば日銀も債務超過となり国費を投入しなければならないから・・・迫りくる日銀の崖の先に国民の窮乏が待っている。破滅的予測も混ぜ込んで、すっきりする浜さんのお話をどうぞ。
収録は 2022年6月29日
岸本さとこはなぜ勝てた⁉ 杉並区長選(内田聖子)【2022選挙に行こう】20220628
2022選挙に行こう。東京の住宅地杉並区で、3期12年在任の現職区長に市民の推した女性候補が挑戦し僅差で勝ちました。その背景と推進力は何だったのか、選対本部長を務めた内田聖子さん(アジア太平洋資料センター共同代表)に徹底的に語っていただきます。
日本の政治は、どんどん有権者から、住民から離れていくようです。身近な暮らしで見つけた課題をどう解決するか、私たちには行政や立法につながり成果を期待することを諦めてしまってはいないでしょうか。そんな中で、自分たちで政治を動かし、ほんとうの民主主義に近づこうとした普通の区民の静かで熱い選挙戦をお聞きください。
収録は、2022年6月28日
総選挙の争点⑥ 空想の 敵基地攻撃能力 (田岡俊次)20211020
総選挙に向けて第6弾。軍事ジャーナリスト田岡俊次がまとめる「敵基地攻撃能力」のまやかし。バカ派の軍備増強指向、タカ派の平和ボケに警鐘を鳴らす田岡さんは、以前から敵基地攻撃能力の整備を批判してきました。根本的に、「敵の領土・領海」にある「基地」を発見できるのか、基地からミサイルが飛んでくるとは限らない、車両や潜水艦に乗せてどこからでも瞬時に発射される可能性があり、それをどうやって探すのか。で、発射されようとするミサイルがあったとして、それは日本に向かうのか?訓練だったり整備だったり、目的地はよそだったりしませんか。それも分からないまま日本が攻撃すれば、「日本が先制攻撃した」ことになります。それに何より、どこかの国が本当に日本を攻撃するなら、一度に何十発も撃ち、軍事的目標の破壊を目指すでしょう。その事態になれば、日本の国土が戦場となり、焼き尽くされることになります。これに限らず、今の政治家は戦争の本当の怖さを知らない。始めてしまったらおしまいです。相手に一発目を打たせないのが安全保障戦略です。田岡さんの古今東西の歴史に通じた軍事を見る視点は貴重です。
収録は 2021年10月20日
選挙に行こう! 2021年10月31日は衆議院選挙
コロナパンデミックで露呈した日本の没落
忖度したメディアが報じない、現在の日本をあらためて問う
貴方が投票を放棄してしまったら、10年後いや3年後の日本は...
この1年半、何もしてこなかった自公政権が表紙を変えただけで国民に希望を与えられるのだろうか
今を生きる貴方はもちろん、お子さんやお孫さんが生きる時代のためにも「日本をそして世界を変えるための1票」を
経済編:https://www.youtube.com/watch?v=XTid1...
政治編:https://www.youtube.com/watch?v=hxBP1...
エネルギー編:https://www.youtube.com/watch?v=ws20C...
軍事編:https://www.youtube.com/watch?v=JNCnG...
ジェンダー編:https://www.youtube.com/watch?v=rGZue...
国防編:10/29公開予定
総選挙の争点⑤ ジェンダーギャップの断崖(大門小百合×浜田敬子×山田道子)20211022
総選挙の争点第5弾。大門小百合さん(元ジャパンタイムズ最高編集責任者)、浜田敬子 さん(元AERA編集長)、山田道子さん(元サンデー毎日編集長)が迫る日本のジェンダーギャップと政治の課題。
ジェンダーギャップ指数は韓国中国ASEAN諸国にも負けて135各国中120位、男女間の給与格差はOECDでワースト3。いまだに「選択的」夫婦別姓制度でさえ実現できないこの国の、女性は「姫」と「専門職」と「酌婦」しかほぼ存在できない政治の現場の不自然な実態を解剖します。
収録は 2021年10月22日 。
総選挙の争点④ タカ派の国防 防衛予算と敵基地攻撃(半田滋)20211019
総選挙の争点④ 日本の防衛政策、日米安保を追いかけてきた半田滋さんにきく、敵基地攻撃能力と防衛予算GDPの2%超(5兆円も増額?)公約。聞けば聞くほどばかばかしく、なんて壮大な無駄なのでしょう。ちょっとは合理的な平和主義者かと思われていた岸田さんの総裁選以降のタカ派ぶり。野党の政策には財源は?としばしば批判が起こりますが、どこから5兆をひねり出すのか、その説明もありません。半田さんが繰り返しますが、侵略には能力と意思が必要です。能力があっても意思がなければ戦争にはなりません。日本への侵略の意思を持たせない武力ではない総合的な安全保障政策が今こそ求められているのではないでしょうか。「敵基地防衛能力」のまやかしの総集編。
収録は 2021年10月19日
総選挙の争点③どうするエネルギー EVと原発(古賀茂明×飯田哲也×山田厚史)20211019
総選挙の争点③ 古賀茂明さんと飯田哲也さんに聞く選挙で問われるもの。日本の産業はどうなるのか 世界のエネルギーと産業の歴史的転換期に日本は周回遅れもいいところで、挽回の芽さえ見つかりません。エネルギー転換、化石燃料車の規制とEV車へのシフト、その背後にある日本の政治と経済の構造の宿痾こそが問われているのではないでしょうか。
収録は 2021年10月19日
総選挙の争点②アベ菅9年 自民の権力構造と民主主義の危機(中野晃一×鮫島浩×山田厚史)20211015
総選挙の争点② この選挙が問うているものは何か 様々上がる政策課題以上に、問われているのは「民主主義」ではないのか。アベ麻生のやりたい放題、過去のことは忘れる政治はこれでいいのか。自民党の権力構造の解剖から始め、アベ菅の9年がもたらした民主主義の危機と今度の選挙の重要性を生々しい政治の動きの分析と合わせて、中野晃一、鮫島浩とともにお届けします。
収録は 2021年10月15日
なんで賃金が下がるんだ!総選挙の争点①(金子勝×竹信三恵子×山田厚史)20211014
総選挙の争点①日本はこの20年、賃金が下がり続け、ついに韓国にも抜かれました。「賃金右肩下がり」は、世界で唯一といってもよい珍現象。アベノミクスの大失敗は、結果が示しています。それでも「アベノミクスの上に新しい資本主義を展開する」という岸田政権。その支離滅裂を金子勝、竹信三恵子、山田厚史が分析。まずはどん底の日本の現状から、そして岸田流「新しい資本主義」を選択する愚かさを明確にします。
収録は 2021年10月14日
アベ的政治の総復習 デモクラシータイムス選挙スペシャル⑥
この5年の復習です。こんなこと、あんなことがありました。忘れてはいけないあれこれを、今の情勢とともに語り合います。ドイツ文学者池田香代子、コラムニスト早野透、ちょっとくびれた?山口二郎、進行役はノンフィクション作家山岡淳一郎 2017年10月17日収録
原発政策を問い直す デモクラシータイムス選挙スペシャル⑤
福島原発事故から私たちは何を学んだのか。
原子力政策を広く世界規模で読み解く山岡淳一郎が原発技術者として技術的観点から原発への警鐘を鳴らし続ける後藤政志、ライターとして原発を追いかけてきた鈴木耕とともに、原子力政策を総ざらい。原発、憲法、格差は選挙の争点。忘れていたことも思い出し、今そこにある原発の危機を明確にする。
ドアホノミクスこそ国難 デモタイ選挙スペシャル④
アベノミクスをさらに進める?!
聞き捨てなりません。「アベノミクスを浴びせ倒し」の番組メンバーがお送りするアベノミクスの徹底解明!
出演 浜矩子さん 竹信三恵子さん 司会 升味佐江子
市民のための選挙ガイド デモタイ選挙スペシャル③
出演 山口二郎 山岡淳一郎
北朝鮮・米国開戦の危機を回避せよ デモタイ選挙スペシャル②
デモタイ選挙スペシャル②北朝鮮・米国開戦の危機を回避せよ
田岡俊次(ジャーナリスト)
山岡淳一郎(ノンフィクション作家)
アベ的政治はたくさんだ!デモクラシータイムス 選挙スペシャル①立憲主義を問い直す
選挙です!いったい何が起ころうとしているのか?市民連合世話人山口二郎さんに立憲民主党ができた裏話から、立憲の意味、この選挙が何を選択することになるのか、じっくりお話しいただきます。
このあと、スペシャル次々出ます。お楽しみに。