原 発 耕 論


【原発耕論 No22】能登半島地震の警告!珠洲原発を止めたのは住民 忘れるな3.11福島 20240125

1月1日に能登を襲った大地震は、多くの人命を奪うなど甚大な被害をもたらした。

そして忘れてならないのは、日本の原発に対する大きな警告であったということだ。

珠洲市に建設予定だった原発は、住民の粘り強い反対運動で阻止された。

だが志賀原発は大きく揺れ、外部電源の一部がいまもなお遮断されたまま。

さらに露呈したのが、事故時における住民避難路の未整備であった。

今回の「原発耕論」は、これらを踏まえて地震列島日本の原発の危険性を指摘。

能登現地からの北野進さんの報告をもとに、スタジオで熱く議論する。

出演は、

北野 進さん  (志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団長)

海渡 雄一さん (弁護士、脱原発弁護団全国連絡会 共同代表)

武藤 類子さん (福島原発告訴団 団長)

菅波 菅さん  (原子力市民委員会/高木仁三郎市民化学基金)<br></p>

司会は、鈴木耕(デモクラシータイムス)

2024年1月25日収録

志賀原発を廃炉に!訴訟 原告団

https://shika-hairo.com/

これ以上海を汚すな!市民会議(ALPS処理汚染水放出差止訴訟)

https://www.facebook.com/koreumi

福島原発刑事訴訟支援団

https://shien-dan.org/

東電と密接な関係のある最高裁・草野耕一裁判官に「東電刑事裁判」の審理を回避するよう求める署名

https://shien-dan.org/changeorg-20231...

声明: ALPS処理汚染水の海洋投棄を即時中止し、 デブリ取り出しと非現実的な中長期ロードマップを見直し、 福島第一原子力発電所の「廃炉」のあり方を 公開・透明な場で検討するべきである

https://www.ccnejapan.com/?p=14725


【原発耕論 No21】COP28での原子力発電 20231213

令和6年能登半島地震により、被害に遭われたことお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

一日も早く地震が収まり、安心できる日が戻ってくることを願っています。

地震大国の日本で災害が起こる度に危険にさらされる原発は果たして安全なのでしょうか。

道路が寸断され支援が届きにくい状況で果たして避難は計画通り行えるのでしょうか。

今一度、原発政策を考え、声を上げる必要があります。

昨年末、UAEドバイで行われていたのがCOP28(気候変動枠組条約締結国会議)であった。

ここで何が議論され何が決まったのか?

地球温暖化防止に関する様々な議論が交わされたが、中でも特に注目しなければならないのが「原発3倍増」という〝宣言〟であった。

それは「たった44カ国の原発国家」の談合でしかなかった。

果たして「原発3倍増」が温暖化防止に寄与するのか?

そもそも「原発3倍増」など可能なのか?

専門家が読み解く。

出演は、

満田 夏花さん(国際環境NGO FoE ジャパン事務局長)

松久保 肇さん(原子力資料情報室 事務局長)

司会は、鈴木耕(デモクラシータイムス)

2023年12月13日収録


【原発耕論 No20】岸田政権のGX(原発最大限活用)に異議あり! 20230110

#原発推進GXをパブコメで止めよう

https://foejapan.org/issue/20221226/1...

岸田政権の原発推進前のめりの政策が、異常な速さで進められている。

特に目立つのが「GX=グリーン・トランスフォーメーション」という、カーボン・ニュートラル(温暖化ガス削減)に名を借りた原発依存政策。

これまでの「原発新増設はしない」という政府方針を、岸田首相は、国民にも国会にも諮らず劇的に変えてしまった。

その中身の杜撰さを指摘して、はっきりとNO!をつくつけるためのパブコメを送ろう!

4人の論者が、岸田エネルギー政策のデタラメを徹底批判する。

出演は、

大島賢一さん(龍谷大学政策学部教授)

吉田明子さん(環境NGO FoEジャパン)

田原美優さん(Fridays For Future Tokyo)

菅波完さん (原子力市民委員会/高木仁三郎市民科学基金)

司会は、鈴木耕(デモクラシータイムス)

2023年1月10日収録

●原子力市民委員会

https://www.youtube.com/@-ccne2125

http://www.ccnejapan.com/

●Fridays For Future Japan

https://www.youtube.com/@fridaysforfu...

https://fridaysforfuture.jp/


【原発耕論 No19】福島事故で被ばくしたこどもたちに、不安なく過ごせる未来を!(311子ども甲状腺がん裁判) 20220303

1月27日、福島の6人の若者が声を挙げた。

原発事故からすでに10年以上が経過、甲状腺がんを発症した若者たちが提訴したのだ。

それが今回の「311子ども甲状腺裁判」である。

甲状腺がんは原発事故によるものなのか否か。

その若者たちはどんな状況に置かれているか。

ゲストに、311子ども甲状腺裁判の井戸謙一弁護団長と

この問題を追及している白石草さん、そして菅波完さんを迎えて現状を解析する。

出演は、

井戸 謙一(弁護士、311子ども甲状腺裁判 弁護団長)

白石 草(ジャーナリスト・OurPlanet-TV代表)

菅波 完(原子力市民委員会/高木仁三郎市民科学基金)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

2022年3月3日収録


【原発耕論 No18】避難者たちの現在 20211014

2013年に復興五輪と嘯き、コロナ下でも強行開催された東京五輪

開催の裏側で住民の想い、車内で鳴り続ける線量計、ニュースでは伝えられない帰還困難区域のいまを現地へ通い続ける青木さんの撮影動画と共に訴える

ゲスト:青木 美希さん(ジャーナリスト、朝日新聞)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

収録は、2021年10月14日


【原発耕論 No17】東京電力刑事事件 控訴審始まる! 20211011

誰も責任をとらない原発事故

強制起訴され1審で無罪判決の東京電力旧経営陣3人の2審の裁判が始まる

裁判をやったからこそ出てきた事実など浮かび上がる事実

一度の事故が地域世帯の一生を左右する原子力発電所

脱炭素社会を進める世の中で本当に考えなければならない

ゲスト:海渡 雄一さん(弁護士、脱原発弁護団全国連絡会共同代表、原子力市民委員会 委員)

    武藤 類子さん(福島原発告訴団 団長、原子力市民委員会 アドバイザー)

    佐藤 和良さん(福島原発刑事訴訟支援団 団長、いわき市議会議員)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

収録は、2021年10月11日


【原発耕論 No16】福島第一のデブリ取出しを断念せよ 20210701

希望的観測のデブリ取り出し計画

不透明な計画に、増え続ける汚染水と撤去費用

仮にデブリを取り出せても、資材等と絡み合った核廃棄物の処理方法や

管理場所すら何も決まっていない

デブリ取り出しの難しさ、空冷化による管理を筒井さんが解説

なし崩しの原子力政策はもういらない

ゲスト:筒井 哲郎(プラント技術者の会)

    後藤 政志(元東芝 原発設計技術者)

    菅波 完(高木仁三郎市民科学基金 事務局長)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

収録は、2021年7月1日


【原発耕論 No15】汚染水海洋放出は無責任の極み! 20210515

虚構の安全神話だった原子力発電所

今なおデブリの取り出しは目処立たず、増え続ける汚染処理水を安易に海洋放出をすすめる国の方針は本当に問題ないのか

コロナ対応で科学的根拠の欠落が指摘される中、果たして放射能に関して根拠は正しのか

放射線がDNAに与える影響を崎山さん、海洋放出以外の処理方法を川井さんが解説

流し始めてからでは遅い、なし崩しの原子力政策はもういらない

訂正

29:05 ~ 29:28

肝組織の核内にトリチウムが入った図には、ベーター線が周辺の細胞を貫いているように書いてありますが、トリチウムの飛程は0.6μですから核(直径6-8μm)に入った場合、核内から外には出ません。

編集時の誤った認識で間違った表現を行ってしまいました。

誤った情報を発信し、お詫び申し上げます。

文責・デモクラシータイムス

ゲスト:満田 夏花さん(FoEジャパン 事務局長)

    菅波 完さん(高木仁三郎市民科学基金 事務局長)

    崎山 比早子さん(元国会事故調委員、高木学校)

    川井 康郎さん(プラント技術者の会)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

収録は、2021年5月15日

原子力市民委員会

http://www.ccnejapan.com/


【原発耕論 No14】10年の日々、福島からみえたこと とどけたい あなたのこえ 渡辺一枝 202103116

ボランティアとして現地入り「私にもできることがある」と

人々に寄り添い、現地に通い続ける渡辺一枝さんをお招きして、

交流の中で語られる話、この人のこの話を聞いてほしいと心を動かされ

ひとびとの想いを届ける活動についてお聞きしました。

ゲスト:渡辺 一枝さん(作家)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

収録は、2021年3月16日


【原発耕論 No13】あの時福島で何が 事実を追い求めて 『福島が沈黙した日』榊原崇仁 20210225

福島で原発事故後に何が起きたか。情報公開制度を使い、さまざまな資料を収集、

そこからあぶり出された事実を追い求めて、多くの関係者にインタビュー。

現れたのは、事実の隠蔽と不作為による検査体制の放置と不備であった。

著書『福島が沈黙した日』(集英社新書)で、「沈黙の謎」を暴いた結果、見えたものは?

ゲスト:榊原 崇仁さん(東京新聞記者)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

収録は、2021年2月25日

榊原崇仁

1976年、愛知県生まれ。

京都大学大学院教育学研究科修了後、中日新聞社入社。

現在、東京新聞特別報道部。


【原発耕論 No12】3.11 放射能汚染地域の今 豊田直巳 リモート写真展 20210226

3.11 東日本大震災から10年

「復興」という言葉はいい様に利用され、津波被害からの復興は大いに取り上げられた

しかし、放射能被害からの復興状況はあまり取り沙汰されることはなく今どうなっているのか

震災直後から今日、そしてその先の未来まで、地元住民と変わりゆく光景を残すべく活動を続ける

フォトジャーナリストの豊田直巳さんをお招きして、放射能汚染地域の現実をトークを交え

リモート写真展としてお届けします

グリーン成長戦略を笠に着て原発再稼働・新設までも目論む政策にあの日から10年を迎える2021年

だからこそもう一度、原発の恐ろしさ・惨さを考えてほしい

そんな想いをデモクラシータイムスから皆様へ

ゲスト:豊田 直巳さん(フォトジャーナリスト)

司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)

収録は、2021年2月26日

映画「サマショール 〜遺言 第六章」遺言プロジェクト

https://www.yuigon-fukushima.com/


汚染水海洋放出と、寿都町の処理施設調査を巡って【鈴木耕の原発耕論】20201026

福島から遠く離れた青森や静岡でも、きのこから基準超えの放射性物質が検出。

原発事故の影響や被害はまだまだ終わっていません。

そんな中、放射性物質を含む処理水の処分について、海洋放出を軸に最終調整している政府。

海洋放出によりどのような影響があるのか、地元の人たちの声は…。

さらに、北海道寿都町の町長が高レベル放射性廃棄物の最終処分場候補地選定に向けた「文献調査」へ応募すると表明しました。

原発について長く取材し続けている朝日新聞の青木美希さんに話を伺います。

収録は、2020年10月26日

【青木美希さんのツイッターはこちら】

https://twitter.com/aokiaoki1111

@aokiaoki1111


【原発耕論 No10】矛盾だらけの原発避難計画 20200226

3.11の教訓はなぜ生かされないのか。

原発過酷事故の際に、住民たちはどのように避難すればいいのか、

その計画がずさんなまま、原子力規制委員会は次々に再稼働承認のお墨付きを出す。

原発裁判でも避難計画の欠点は指摘するものの、結局は住民敗訴の判決ばかり。

この国の原発の根本的な矛盾を問う。

出演は、満田夏花(FoEジャパン 事務局長)

    大河陽子(弁護士 新潟県原子力災害時の避難方法に関する検証委員会委員)

    後藤政志(元東芝、原発設計技術者)

司会は 鈴木耕


【原発耕論 第9回】福島第一原発の汚染水は海に流すな! 20191207

原発耕論 第9回 < 2019年12月 7日収録>

「 福島第一原発の汚染水は海に流すな! 」

ゲスト:

川井康郎(プラント技術者の会)

後藤政志(元東芝、 原発設計技術者)

菅波 完(高木仁三郎市民科学基金 事務局長)

司会:

鈴木 耕(デモクラシータイムス)

★福島第一原発の汚染水問題について、原子力市民委員会としての

「見解」等の資料はこちらのページに掲載しています。

→ http://www.ccnejapan.com/?p=10445

★福島第一原発の「後始末」全体についての原子力市民委員会として

の提言は、特別レポート1『100年以上隔離保管後の「後始末」 改訂版2017年』をご覧ください。

→ http://www.ccnejapan.com/?p=7900


【原発耕論 第8回】東電3幹部、なぜ無罪か!(弁護士海渡雄一)20190927

東京電力の当時の社長ら3人に対し福島原発事故の責任を問うた刑事裁判の判決は、全員に無罪を言い渡すものでした。検察の不起訴処分の後、検察審査会の起訴相当の議決を受けて行われた強制起訴の結果です。その判決の内容を明らかにし、何が問われ、どう判断されたのか、それはこれまでの原発裁判の到達点との関係でどう評価されるのか。今回の刑事裁判の告発人弁護団でもあった海渡雄一弁護士にじっくりうかがいます。

出演は、海渡雄一(弁護士)、菅波完(原子力市民委員会)、鈴木耕


原発耕論 第7回 気候変動と原発政策 ~持続可能な社会を切り拓くには

2019年7月1日収録 ゲスト 気候変動対策と原発  ~持続可能な社会を切り拓くには

ゲスト:大島堅一(龍谷大学政策学部 教授/原子力市民委員会 座長)吉田明子(FoEジャパン 気候変動エネルギー担当)司会:鈴木 耕(デモクラシータイムス)


【原発耕論 第6回】原発は火山噴火に耐えられるのか

お話 阪上武さん (原子力規制を監視する市民の会)、後藤政志さん(元原発設計技師)

司会 山岡淳一郎

共同企画 デモクラシータイムス / 原子力市民委員会


100万人が危ない!東海第二原発 原発耕論

ゲスト 大石光伸 東海第二原発差止訴訟原告団共同代表

原子力市民委員会 後藤政志・菅波完

デモクラシータイムス 鈴木耕


【原発耕論 第4回】 東京電力福島原発事故・刑事裁判 これでも罪に問えないのですか

2019年3月4日収録

海渡雄一 弁護士・福島原発事故刑事訴訟支援団 https://shien-dan.org

武藤類子 福島原発告訴団 団長

http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspo...

司会 山岡 淳一郎 ノンフィクション作家

アシスタント 菅波完 原子力市民委員会

http://www.ccnejapan.com/


原発耕論 第3回 原発のコスト・事故のコスト・被害の「見えない化」について

原発のコスト・事故のコスト 支払うのは誰か?

大島 堅一

龍谷大学政策学部教授/原子力市民委員会 座長

「見えない化」される原発被害

満田 夏花 国際環境NGO FoEジャパン事務局長・理事/原子力市民委員会 座長代理

司会:デモクラシータイムス 鈴木 耕

アシスタント:菅波 完

原子力市民委員会・原子力規制部会コーディネイター

高木仁三郎市民科学基金 事務局長


原発耕論 第2回 2018年原発10大ニュース 原発輸出もう限界

原子力市民委員会・デモクラシータイムス 共同企画

司会 山岡淳一郎  出演 後藤政志(原子力市民委員会)・深草亜悠美(FoE JAPAN) ・川井康郎(原子力市民委員会)


最近の原発事情(2018年11月)日本の原発総まくり/東海第二の大問題/原子力賠償法  2018年11月20日収録

原子力市民委員会とデモクラシータイムス のコラボ番組

出演 鈴木耕(ライター・編集者) 後藤政志、菅波完(原子力市民委員会)


ゲスト 本間龍「原発広告をめぐって」 鈴木耕の原発耕談

本間龍(作家・元博報堂勤務)著作 『転落の記』(飛鳥新社)『原発広告』(2013年9月) 『原発広告と地方紙――原発立地県の報道姿勢』(2014年10月) 『原発プロパガンダ』 岩波新書 2016年4月

デモクラTVにて2014年3月6日放送 http://dmcr.tv