金子勝の言いたい放題


日本を建て直す〜4つの改革【金子勝の言いたい放題】20231219

2024年年頭の金子勝の言いたい放題。

パー券問題が政権を揺さぶります。今や日本は国家をあげて裏金を作り本当はできないはずの防衛費43兆円をすすめ、政権を維持しようと時々の思い付きでバラマキをし、その結果、屋台骨が傾いていることに眼をつぶって暴走しています。その出発点は、2015年。安倍政権の2015年体制と呼ぶべき政治自体が、国家規模の裏金づくりと倫理の崩壊を招いてきました。本当に倒壊寸前の日本を建て直す4っつの改革を提案します。明快に語る金子節を堪能ください。

こんな日本に誰がした・・、原因を整理した、年末の言いたい放題もぜひ。

• 2023吼え納め!破綻する裏金国家~アベ2015年体制の大罪【金子勝の言いたい放題】20231219

2023年12月19日収録


2023吼え納め!破綻する裏金国家~アベ2015年体制の大罪【金子勝の言いたい放題】20231219

2023年を締めくくる金子勝の言いたい放題。

パー券問題が政権を揺さぶります。でも、自民党の裏金づくりのあきれた実態は問題の入り口です。今や日本は国家をあげて裏金を作り本当はできないはずの防衛費43兆円をすすめ、政権を維持しようと時々の思い付きでバラマキをし、その結果、屋台骨が傾いていることに眼をつぶって暴走しています。その出発点は、2015年。安倍政権の2015年体制と呼ぶべき政治自体が、国家規模の裏金づくりと倫理の崩壊を招いてきました。それを許してきた野党と便乗もしたマスコミの罪も大きい。その仕組みと体制を俯瞰し明快に語る金子節を堪能ください。

新年には、では、この後何をするべきか、大いに語っていただきます。

2023年12月19日収録


岸田「新資本主義」の嘘【金子勝の言いたい放題】20230730

とうとう日銀はイールドカーブコントロールに手を付けなければならなくなりました。金子勝の大予言は、ひたひたと現実化しつつあります。それはさておき、岸田政権は「新しい資本主義」「分配重視」と言ってませんでしたっけ。日本は素晴らしいと言いつつGXもDXもさんざんな様相。だまされるな!と怒れるサタン金子が、その嘘の根源をしっかり語ります。

2023年7月25日 収録


バブルは崩壊の芽~岸田、滅びのカウントダウン【金子勝の言いたい放題】

好調な悪魔の予言、金子さんは、株価高騰、マンション価格伸長のバブルは、30年前とは全然違う、今のバブルは滅びの到来を告げるカナリアの叫び、そうでなければ、死期の迫った人が一瞬元気になる現象に似ている、と言います。ちょっと難しい話を含めて、今の日本をどう見るべきか、よそでは聞けない話をどうぞ。

2023年6月8日 収録


維新 ~メディア翼賛の新自由主義【PICK UP!】

【2023.04.27. 収録、金子勝の言いたい放題】からピックアップ!

元動画はこちら⇨

・やめられない止まらないアベノミクス...


やめられない止まらないアベノミクス~岸田植田破局への道【金子勝に言いたい放題】20230427

金子勝の悪魔の予言も佳境になってきました。選挙で躍進した「維新」は、小泉竹中の二番煎じ、あの失敗をまたやるのか、既視感が明確なのに何処にもきちんとした批判がないのが不思議です。そして、「黒田の後も黒田」の植田日銀総裁。国会のチェックをかいくぐって「へそくり」で外国製武器の爆買い、オリガルヒには大盤振る舞い、子育ても、産業育成も、エネルギー政策も必要なところに、必要な金を投下しない無能な政策。ぼやっとしていると地獄に落とされる。世界と日本の行く末をちゃんと考えよう。

収録は、2023年4月27日


日銀新総裁に求められるもの~安倍黒田10年の破綻【金子勝の言いたい放題】20230208

魔王金子勝の悪魔の予言はだんだん現実のものに。日銀総裁は新しくなっても、状況は変わらない。仲間内、縁故主義を跋扈させ、日本の経済を痛めつけてきた安倍黒田の10年を直視し、大胆で慎重な金融政策の転換と将来に向けた産業構造の転換を明確に示さなければ、ここに生きる人々の暮らしも人生も豊かにならず、日本は国家として破綻してしまう。放置すれば、破局はいつ来てもおかしくない。そういう状況の中で新総裁の覚悟を問います。

2023年2月8日 収録


「新しい戦前」が来る~やってきた破局の先【金子勝の言いたい放題】20230105

悪魔の予言者金子勝が見通す2023年。

先週の「ついに破局はやってきた」https://youtu.be/6E7LvddI9iM に続き。崖からずり落ち始めた日本の財政、経済の惨状を引き起こした背景は何だったのか、政治や社会に視点を広げて分析し、このカタストロフの後に、どこから立ち上がることが可能か、そのイメージも語ります。

収録は、2023年1月5日


ついに破局がやってきた~黒田日銀の敗北【金子勝の言いたい放題 】20230105

金子勝の悪魔の予言がついに現実に。黒田日銀は、市場の圧力に負けて、昨年12月20日、±0.25%に頑固に押さえつけていた金利の許容幅を0.5%まで広げました。市場は、待っていましたとばかり、あっという間に0.5%まで金利を押し上げ、今年1月5日には財務省がこれから発行する国債の金利を0.5%にしました。それだけでは止まらず、市場は金利を,0.8%や1%まで押し上げようとしています。

歴史上も今も、誰もやらなかったイールドカーブコントロール政策はついに終焉が見えてきました。その結果、何が起こるか。

じわじわと国債の利払い費は増加し、財政を圧迫します。日銀が抱える国債の価格は低下し評価額は下がり日銀の資産は減ります。満期まで持ち続けざるを得ない国債は売るに売れず身動きがとれません。しかも、日銀が市中の銀行から預かる500兆円を超える当座預金にはいまはマイナス金利のために利息が付きませんが、早晩そうはいかなくなります。日銀には利息氏は依頼お債務がのしかかります。

そんな中で、国債の大量発行を前提とする114兆円の来年度予算、今後5年間で43兆円の防衛費はほんとうに成り立っていくものなのでしょうか。

ちょっと難しく硬くごつごつしたしたものを飲み込むような苦労のある番組ですが、ぜひ、じっくりご覧ください。

収録は、2023年1月5日


戦時経済化する日本~日本型オリガルヒ経済【金子勝の言いたい放題】20221117

金子勝が咆哮する岸田経済政策の本質論。強い者に金を回して、お友達間でうまくやり、人々はトリクルダウンを待つという安倍の経済政策のツケが、今、日本に襲い掛かっている。岸田首相はその根本転換をしないだけでなく、旧来の既得権集団にじゃぶじゃぶ金をつぎ込んで、暮らしを支えることも新しい産業を育てることもしようとしない。本質において資源収入を大統領のおともだちに注ぎ込むプーチン同様の、国債発行で作った資金を天下りが復権した古色蒼然たる既成業界に注ぎ込む的日本型オリガルヒ経済が「こんな日本」を作り出している。金子節は止まりません。

収録は、2022年11月17日


カタストロフに備えよ!スタグフレーションのとば口【金子勝の言いたい放題】20220819

お待たせしました!久し振りのルーマサ節。いよいよ見えてきた断崖への道。今一体、日本の経済はどうなっているのか、アベノミクスは言われていたとおりドン詰まりに来ており、出口なしとも言われています。その中で、日本経済再生の道を語ります。

2022年8月17日 収録


ウクライナ戦争が招く化石時代の終焉~50年周期の大転換【金子勝の言いたい放題】202205218

金子勝の世界史俯瞰から見える今。目先の戦局、国際政治に眼を奪われがちですが、ウクライナ戦争は50年周期で転換してきたエネルギーと情報の時代を新たなステージに導く歴史的な出来事です。

金子節は、格調高く、エネルギッシュに、長く広い視野で、世界と日本と時代を看破します。

2022年5月18日 収録


ロシア天然ガスと安倍・プーチン利権【金子勝の言いたい放題】20220317

ウクライナ侵攻に対するロシアへの経済制裁、日本も参加しています。しかし、エネルギーは別口。サハリン1,2のガス開発、北極海のアーク2からの撤退には手を付けていません。金子先生は、経済制裁は、戦争を始めた権力者の最も痛いところをつき、戦費を断つことにならなければいけないと主張します。サハリン、北極の天然ガス開発は、いずれも日本の商社のみならず国自身が投資しています。開発会社には、プーチン企業や側近企業が権益を持っています。日本は、2014年のクリミア併合で欧米が経済制裁をしているときに、当時の安倍政権が、北方領土交渉があるからと制裁の裏で2016年には経済協力8項目でロシアと合意しその規模は3000億円に上ります。しかし、実はこの時期にはすでに北方領土交渉は失敗が明白となり、言い訳は隠れ蓑でした。日ロ関係、経産外交の蹉跌、安倍首相のご都合主義、と金子先生の舌鋒はとどまるところを知りません。

収録は、2022年3月17日


コロナ!始まる前に敗けていた~悲劇のもとは病床削減【金子勝の言いたい放題】20220216

金子勝の怒りの爆発。さざ波どころか世界的に見ても津波とも言うべき死者の波が日本を襲っています。大阪の悲惨な現状も分析しながら、コロナ敗戦の出発点を鋭く指摘します。科学的、合理的現状の分析もなく、第6波までをやり過ごし、今の惨状を招いた政府の責任はもちろんですが、実は新自由主義的な「身を切る改革」に象徴される医療費削減・命や安全を軽視する政策の行きつく先でした。

国民皆保険の崩壊は、「金持ちは民間保険で高度の医療、そうでない人は最低の医療」という格差社会を生み、TPP以来鵜の目鷹の目で参入を狙う外国の民間医療保険会社の思うつぼになるのではないか、そんな未来の不安もあります。

収録は 2022年2月16日


不況下の物価高騰2%超目前 露呈する政策破綻【金子勝の言いたい放題】20220105

金子勝のマシンガントーク悪魔の予言第3弾。迫りくる物価の高騰。それがあぶりだす日本の地雷原。コロナ下で広がる物価高を退治しようと世界の中央銀行は利上げに舵を切っています。しかし・・・日本は利上げができません。利上げすると国債の利息が上がります。ゼロ金利、時にマイナス金利で出しまくった国債は1000兆円に達し、毎年の国債費はその好条件でも24兆円を超えます。国の歳出の25%程度が国債を出し続けるために使われているところに、マイナス金利がプラス金利になれば、国債費がさらに膨れ上がる。それを賄うために利付の国債を発行し続けたら、もう末期のサラ金債務者も同然。国の歳出の国債費の割合は増え、本来打つべき政策に回せるお金はどんどん減る。アベノミクスは消費者物価上昇2%を目標にしていましたが、それが実現するとき、日銀はどんな手を打とうというのでしょうか。出口なし、飛び降りるしかない断崖が迫ってきているのかもしれません。

2022年1月5日 収録


魔王金子の悪魔の予言第2弾 怒涛の物価高、迫る日本の危機【金子勝の言いたい放題】20211214

魔王金子勝の悪魔の予言第2弾、

怒涛の物価高は迫り、来年早々パン、パスタ、牛乳パック、アルミホイルなどなど生活用品全般が1割近い値上げになりそうです。他方で給料は上りません。不況の物価高が現実になりつつあります。

海外ではインフレは持続し、アメリカでは消費者物価指数は6%以上の上昇。英国をはじめ、いよいよ世界の中央銀行は、じゃぶじゃぶ緩和の正常化に梶を切っています。では、日本は?

ここから始まる崩壊をバブル崩壊を的中させた魔王金子が予言します。

2021年12月14日 収録


悪魔の予言始めます!チャンチャラおかしい新資本主義 【金子勝の言いたい放題】20211109

金子勝のマシンガントーク全開。岸田政権の新しい資本主義の欺瞞を徹底解説。

ここから始まる崩壊をバブル崩壊を的中させた魔王金子が予言します。

2021年11月9日収録


食い潰しモデルを乗り越えて【金子勝の言いたい放題 愚者の支配をぶっ飛ばせ NO.3】2021年9月7日

ルーマサ金子のどん底日本の再生プラン。「愚者の支配」のもとぐしゃぐしゃになった日本を、せめて普通の人が普通に暮らせるだけの富を生み出す構造に立て直すにはどうしたらいいのか。地道に始めなければ成功はなく、目の前のカンフルを求める者にはまどろっこしくても、10年先を見通して今着手しなければならない論点を語ります。

収録は、2021年9月7日


骨折する骨太方針2021【金子勝の言いたい放題 愚者の支配をぶっとばせ!NO.2】20210907

ルーマサ金子の「愚者の支配をぶっ飛ばせ!」第2弾。日本はどん底に落ちた。どうしてこんなどん底に?国民は勤勉に労働し、納税してきたのに、政府が政策を誤り、ただただ過去の栄光にスガり、知性を憎悪し、お友達でうまい飯を食うことに夢中になっていた間に、既存の産業は衰退し、みなの飯の種となる新しい芽はどこにも見えなくなってしまった。そうなった理由を明らかにしつつ、どこから手を付けるかを考えます。

収録は2021年9月7日


愚者の支配をぶっ飛ばせ!菅が辞めても本質は変わらない【金子勝の言いたい放題】20210829

総裁選で菅首相が不出馬になった。だが、顔だけ変えても何も変わりません。問われなければいけ

ないのは、安倍・菅時代に作られてきた自民党による『愚者の支配のメカニズム』です。細田派、麻生派、二階派が自民党を牛耳っている限り、それは永続する。

金子勝さんはそう言います。

今回は総裁選、総選挙で問われている真の争点を言いたい放題してもらいます。規制改革以来破壊されてきた日本社会の崩壊過程を分析し、アベ菅政権が振り返りつつ、次回以降に展開する経済・財政政策の理解のための準備体操もします。

収録は、2021年8月29日


【金子勝の言いたい放題】2035年には団塊全員85歳超 コロナ禍の介護 崩壊する制度 ゲスト:結城康博さん 20210421

出口の見えないコロナ自粛。介護の現場は崩壊しつつあります。報われず、感染リスクへの配慮もない今の現場は構造的な「老老介護」。60代70代のヘルパー、スタッフが、70代80代90代の介護を担っています。その現実を踏まえつつ、2035年、団塊世代のすべてが85歳になったとき、つまり、今働くヘルパー・スタッフがもうみな介護を受ける側になったとき、現場はどうなるのか、誰に介護してもらうのか、その費用の負担はどうするのか、結城康博さん(淑徳大学教授)の「金子先生のように面倒くさい老人のところには誰も来てくれなくなる」という軽口を受け流しつつ、金子さんも言いたい放題。

収録は、2021年4月21日


消費が凍って経済は再生できない  コロナ禍のバブル【金子勝の言いたい放題】20210310

金子節の大炸裂!スガノミクスの最悪は、アベノミクスの承継だから。円安と賃下げで輸出で稼ごうとすると当然国内では消費が凍り、財政金融政策を拡大して何とかしようとしていますが、結局国債も株も売るに売れず出口はなし、産業は衰退し、結局負のスパイラル。そこにコロナがやってきて、さて出口はどこだ!

収録は2021年3月10日


これがスガノミクスの正体だ【金子勝の言いたい放題】20210310

お久しぶりの金子節。菅政権の政策は、ちまちました料金値下げ?そういう政治が引き起こす寵愛官僚の接待疑惑。こんな政治で日本の経済は回っていくのか。カーボンゼロと言い出しても、そこにあるのは昔からの政治。スガノミクスを一刀両断、その前編です。

引き続き、明日公開の、「アベノミクスの承継者」編もお楽しみに。

収録は2021年3月10日


【金子×飯田の言いたい放題】既得権益「電力」を粉砕せよ!地方から始まる「日本再生」 再エネが変える日本 20201024

金子勝が吼え、飯田哲也が冷静に解説する「言いたい放題」エネルギー革命編の後半。

規制改革・既得権益打破を唱えるなら、まず電力改革から!

市民が出資し市民が支える再エネ発電は、3.11以降に全国に広がり、黙っていますがじわじわと大きくなってきました。北海道グリーンファンドは次々と風車を設置し、今や優良企業となり、半ば本気で北海道電力を買おうかというほどになりました。

遠いところで作られる電力、大規模な発電施設は消費者の目にも触れず、大事だけれど縁遠いものでした。しかし、地産地消の再エネ発電は、市民が身近にエネルギーを生み出し、それが地域の産業を育て、全国に分散型のやさしい社会を作る経済的な基盤にもなります。

あなたの地域でも、川のせせらぎ、農業用水等の小水力にはじまり、太陽光も風力も数え上げればたくさんの再生可能エネルギーがあります。そしてそこで発電することが、地域に仕事を作り産業を興し、町が回りだす出発点になる、そういう希望を語ります。

教科書は

「メガ・リスク時代の『日本再生』戦略 ――『分散革命ニューディール』という希望 」(筑摩選書)

収録は2020年10月24日


【金子×飯田の言いたい放題】目指せ!分散革命ニューディール~電力の転換が生む新しい未来 20201024

菅首相の所信表明で飛び出したいささかアヤシイ「2050年に温室ガス実質ゼロ」。飯田哲也さんも金子勝さんもずっと前から、自然エネルギーに転換することで社会も水平な分散型になり、新しい産業も勃興し別の未来が開けるといっていました。

世界はすでに石炭石油・原発から太陽光・風力などの再生可能エネルギーに転換しています、その理由は、温室ガス削減だけではなく、この10年でコストが急激に下がり、原発はもとより石炭火力よりも安価になったこと。日本ではなかなか知られないその現状を解説し、さらにエネルギーを転換することで社会や産業構造を変えることができるという希望を掲げる入門の一篇です。

じっくりお聞きください。

来週は続編の日本での「希望のタネ」をご紹介します。お楽しみに。

書籍は、

「メガ・リスク時代の『日本再生』戦略 ――『分散革命ニューディール』という希望 」

(筑摩選書)

収録は2020年10月24日


再び!【金子勝×井手英策の言いたい放題】野党共闘と消費減税 20200927

金子勝と井手英策。「ヒール」となりつつあるお二人のますますボルテージの上がる対談です。求めるべきはベーシックサービス!消費税の減税ではない、と野党に活を入れる話をイチからやります。

消費税をやめたらその分物価が下がって生活は楽になり、消費が増えて景気がよくなると思っていませんか?消費税は間接税で、納税義務者は消費者ではありません。消費減税では、富裕層ほど還付金が増えます。他方で、納税義務者である中小・零細事業者にとっては消費税が下がっても以前に仕入れで自分が納めてきた消費税が戻るわけではありません、ものの値段は消費税込みで決まります。消費税が下がる期待で起こる買い控えでさらに苦しくなり、到底耐えきれないのではないか、物価は下がるデフレは止まらず、結局痛みを負担するのは、庶民層にならないか。

それよりも、問題は税の使い道。なぜ、それが政策として打ち出されないのか、負担はするがサービスがいきわたり「不安ゼロ」の社会を作るのが目標であるべきではないか、という話となりました。

収録は、2020年9月27日


【金子勝×井手英策の言いたい放題】 どうなる?どうする!これからの経済政策

安倍首相、退陣!経済・財政政策はグズグズのまま。金子勝のいつもの咆哮に井手英策の沈着な解説。日本の現実を見据えてこれからの政策を議論します。格差是正を望むならデフレ下の消費減税至上主義はむしろ害になる。またまた炎上しそうです(笑)。あの消費税廃止論者の斉藤貴男さんでもいまの状況下の消費税減税には疑問を呈しています。大企業は減税分の価格を引き下げを求め、下請け中小は減税分を取引先に転嫁できずますます苦しくなる。机上の計算ではなく産業の現場をみてほしい。そして、消費税と他の課税のバランスをどこでとるのか、短期長期のビジョンも示します。

収録は2020年8月28日


【金子勝の言いたい放題】常識を疑え!アベも言い出す消費税減税はデフレ不況をもたらす20200729

炎天のルーマサ、こと金子勝さんの怒涛のトークは止まらない。安倍首相も消費税減税に色気を出し始め、もはや世の中「減税すれば生活が楽になる」「景気が良くなる」ムードに押し流されようとしています。永田町では、アベ自公に維新と国民民主+減税研究会+れいわの「消費税減税だけで一致する」大勢力が出現するのかも。しかし、ホントにいま消費税減税は景気をよくするのか、いやいや、むしろこの状況ではデフレ不況につながり自分の首を絞めることになるのは明らか やるべきは免税です!という、逆風を楽しみながら盛り上がるルーマサトークをご堪能ください。

収録は、2020年7月29日


【金子勝の言いたい放題】都知事選総括!問うべきは何か 20200708

都知事選、小池「圧勝」のなぜ?宇都宮、山本各対立候補はなにを争点にすべきだったのか。来るべき総選挙では何を問い何をすべきか。金子節は、全開です。

収録は2020年7月8日


【金子勝の言いたい放題】危機ほど先のことを考える~新型コロナは歴史的文明的危機20200505

緊急事態宣言の延長にあたって、金子節は炸裂!

現状も方針策定も何もかも霧の中。

アベノミクスの先にポストコロナを考えることはできない。

収録は2020年5月5日


【金子勝の言いたい放題】No10 アベ「大恐慌」に備えよ 20200403

金子節は、コロナに負けない。実質賃金の低下する珍しい国、日本は、バブル崩壊の危険な兆候を見ないふりをして過ごしてきた。コロナに責任をなすり付けようとしているが、国家規模のねずみ講を続けてきたアベノミクスの失敗をきちんと総括しなければ、未来はない。アベノミクスの嘘を総括せずに崖っぷちに追い込んできた勢力が、新しい日本を語ることはできない、未来のビジョンの前提は、産業の転換によって稼げる産業を育て、働く人にきちんとした給料が払われること。非正規を推奨し人間以下の待遇の外国人労働者に頼り生活の基盤の崩壊を放置して安い労働力と為替政策での円安維持で輸出を守っても、そこには未来はない、という話。

聞き手は山田厚史

収録は2020年4月3日


【金子勝の言いたい放題】No9 検査、検査、検査そして隔離 日本で検査を阻むものは コロナ対策の影と光(児玉龍彦さんと)20200317

WHOは「検査、検査、検査、疑わしければすべて検査。そして、隔離」と強調しています。しかし、日本では、検査は進まず、実は蔓延していても、どこが感染の集積地かもよくわからい。東京都は必要な検査を拒否し、その結果、発表される新感染者は海外からの渡航者に集中しています。しかし、それは実態を表しているのか。今のコロナ対策は、出発点が政治的で非科学的で、迷走が続きます。金子勝の言いたい放題、今回は、内科医でもある東大先端科学技術研究センターのがん・代謝プロジェクトのリーダー児玉龍彦さんにコロナウィルスの特徴と科学的対処の基本をうかがい、あるべき対策を提言します。

収録は2020年3月17日


【金子勝の言いたい放題No8】安倍「非常事態」演出の罪 20200303

政治の無知はウイルスよりこわい。科学的裏付けも専門家の知見も踏みつぶして、政治家安倍さんのやってる感ポーズの為に繰り出される政策。山田厚史を相手に、金子節は止まりません。

収録は、党首会談前の20203月年3月3日。


【金子勝の言いたい放題】No7 仲間内資本主義の害悪~桜・カジノ・コロナ 20200221

金子勝のいいたい放題、久しぶりに独演会。日本は民主主義的な資本主義国家かと思っていいたら、いつの間にか「開発独裁」的な仲間内情実が横行し、権力者に近ければ近いだけ甘い汁がすえる後進国家になってしまった。それでは経済も回復できない。

収録は、安倍の場当たりやってる感ばっかりの休校要請の前でした。2020年2月21日


【金子勝の言いたい放題】No6 農業を絶滅から救え~自給率とホルモン牛20200131

金子勝の言いたい放題は、まだまだ続きます。今回は地味に見える農業政策の根本を農水省の革新官僚だった武本俊彦さん(新潟食料大学教授)と熱く語ります。先進国の中で農業自給率の維持に失敗し激減を看過しているのは、日本と韓国。しかも、日本はアメリカの言いなりに発がん性ホルモンの投与をされた牛の輸入を許し情報も公開しない。愛国や日本第一を声高に言っても、よく見れば、全然そうではない。現状を確認しながら、あるべき政策を語り合います。

出演は、金子勝、武本俊彦、山田厚史。

収録は2020年1月31日


【金子勝の言いたい放題】NO5 世界は電力タダの時代に エネ転が拓く経済転換(飯田哲也さんと) 20191230

新年早々、刺激的に金子勝さんが参上。飯田哲也さんにもご登場いただきました。

金子さんの「電気代ゼロ時代」の到来が生む社会構造産業構造の転換を考えなければ日本は滅びる!という話、ホントかな、と思われるみなさま、ホントなんです。

世界では、もはや発電量でもコストの安さでも風力と太陽光が1位と2位に。各国が入札で競わせているプロジェクトの中には電気代は1セントというものも出てきました。化石燃料市場がなくなるとさえ言われています。お金の面から見ても、再エネに転換するのが世界の趨勢、未だに原発と火力に固執する日本はガラパゴス化しています。

エネルギー政策のガラパゴス化は産業のガラパゴス化に必然的に帰着し、国際競争力を失い、もちろん成長は期待できず、給料も上がらない。根本的な転換が必要です。

エネ転を進め、産業を支える電気代を引き下げ、さらに再エネ技術を磨いて産業化し、さらに再エネに不可欠な地域密着ネットワーク社会を実現する、「電力タダ」は社会の変革につながる、という壮大なお話でした。

日本がCOP25でNGOから「化石賞」をもらったこと、南アフリカの石炭火力発電所建設プロジェクトで合弁した日立と三菱重工が7700億円の赤字の負担で大もめし穴埋めに日立は日立化成を売り飛ばし原発・WHで躓いた東芝と同じような構図になっていること、ニュースはバラバラですが、根本は同じ。「世界は再エネへ、日本だけが原発と化石燃料に固執」というガラパゴス化と日本の危機の表出ということになります。

お楽しみください。

収録は2019年12月30日


【 金子勝の言いたい放題】No4 新・平等論~新しい福祉国家をつくる

金子勝の言いたい放題。ますますボルテージは上がります。

ひとびとが平等に、人間らしく生きられる社会を実現するために、財源をどう分配したらよいのか。平等なしくみの考え方を提示します。

国民全員に平等にお金をばらまけばいいのか、ベーシックインカムが夢の施策なのか、刺激的で論争的な金子節をお聞きください。聞き手は山田厚史です。

収録は2019年12月10日


【金子勝の言いたい放題】No3 賃金下落と年金財政破綻 20191126

金子マシンガントークは止まらない。アンチも愚劣も蹴飛ばして、崖っぷちの日本経済、国民生活の底が割れるアベノミクスの罪悪を追撃してやみません。

日本経済の問題は、有効求人倍率がバブル期並みなのに、いっこうに実質賃金が上がらず、今や実質賃金も名目賃金も下落するばかり。政府は統計を都合よく利用しあり得ない将来予想を前提に経済政策を立て、年金制度を宣伝する。

しかし、実際はこのままでは、国民年金は64000円から4万円まで下落しそう。どうやって生きて行けというのか。桜に浮かれる施政者は毎日をコツコツ生きる庶民の生活を想像できているのか。では、あるべき政策はなにか。実質賃金を上げる方法であって、目先のバラマキではない、論争的な金子節は全開です。

2019年11月26日収録


【金子勝の言いたい放題】No2 関電疑惑からエネルギー転換まで20191112

マシンガントークはとどまるところは知らず、ぬるい評論を蹴飛ばし、敵を作ることもいとわない。本音で語る金子勝さんの前のめりの迫力には、聞き手の山田厚史さんもたじたじ。

関電疑惑の本質とはなにか、そこから見える衰退する日本経済の実像とあるべき政策、この後、宿題を持ち越して終了しました。

例によって、MMTと消費税にも、ほんのちょっと触れています。

次回は、年金財政の破綻、アベノミクスを失敗を検証しつつ、とるべき政策を考えます。

収録は、2019年11月12日


【金子勝のいいたい放題】NO.1 迫りくる危機~経済の実像 20191029

金子勝が山田厚史を相手にマシンガントークを繰り広げる新番組。

第一回は、まずは金子さんの問題意識が全開に。

大量の定年退職者と少子化による労働人口の激減が見かけの有効求人倍率を改善し、失業率を下げているように見えても、実質賃金は下がり続けている。労働の質は下がり、生活も上向かない。国内に稼げる産業はなく、国は賃金を押さえて国際競争力を何とか維持して、企業をもたせようとする。日本経済衰退の根本原因を見誤ると対策も見誤る、と舌鋒は鋭い。景気の悪い時に消費税を上げないのは当たりまえ(だから景気条項がある)、消費税がいけないのではなく、根本に実質賃金を上げる政策がないからだ、と。次回以降、高速で飛ばした問題の指摘をひとつずつ掘り下げます。

出演 金子勝 山田厚史

収録 2019年10月29日