デモタイ取材旅


極東最大・米軍岩国基地【デモタイ取材旅】2022/01/06

ニュースの現場を歩く「デモタイ取材旅」シリーズ。

山口県岩国市にある米海兵隊岩国航空基地は、

戦闘機数で、いまや沖縄の嘉手納を抜いて極東最大の基地である。

中国による「台湾進攻」の可能性が指摘されるなか、

「有事」には前線基地の一つとなる岩国はどうなっているのか。

基地なしでは成り立たなくなった岩国の実態を取材しました。

取材者:高瀬毅


被服支廠赤レンガ倉庫 ~浮かび上がる軍都・廣島 【デモタイ取材旅】2021/08/15

「デモタイ取材旅」。今回は、いま広島で保存を巡って議論が起きている旧日本陸軍被服支廠を訪ねました。タテ300メートル、ヨコ100メートルの巨大被爆建物であり、戦争遺構です。広島は戦前、大本営も一時おかれた軍都。被服支廠から見えてきた「軍都・廣島」を考えます。

ナビゲーターは、高瀬毅。


衝撃の「地図にない」平和資料館~加害と向き合う【デモタイ取材旅】2021/02/16

ニュースの現場を歩く「デモタイ取材旅」シリーズ。

今回は「地図にない平和資料館」を訪ねました。

長崎市の「岡まさはる記念長崎平和資料館」です。

長崎といえば原爆資料館が有名ですが、ここは、アジアに対する日本の戦争加害責任に特化した資料館です。長崎市の観光地図にも掲載されていません。長崎市民でも知らない人もいます。

しかし、これほど加害責任について徹底した展示を行っている資料館は貴重です。

今後ますますアジアとの関係が重要となる中、過去の歴史から目をそらすことはできません。

そのためにも、知っておいてほしい資料館です。

※テロップに誤りがありました。

24:00に「朝鮮人被爆者の慰霊碑」とありますが、正式には慰霊碑ではなく追悼碑でした。

ここにお詫びと訂正をさせていただきます。


「石木ダムは造らせない」〜抵抗の半世紀を生きて〜 デモタイ取材旅 2020/09/27

ニュースの現場を歩く「デモタイ取材旅」シリーズ。

今回は、長崎県川棚町の石木ダム建設予定地を訪ねました。

ここでは約半世紀前に始まったダム計画に対して、地元川原(こうばる)地区の住民による親子二代にわたる反対運動が続いています。

水不足解消と治水を目的として始まったダム建設計画は、社会構造の変化とともに水需要は減少し、当初の目的からかけ離れたものになっています。

治水についても、川棚川の支流である石木川をせき止めても効果は限定的です。

蛍の里を水の底に沈めてまでダムを造る意味がないとして、川原地区の13戸の住民は、毎日工事現場で座り込みを続けてきました。

全国でも稀な長期の抵抗が続く現場です。川原地区住民の故郷を守る意志は固く、ダム建設の見通しは立っていません。


【デモタイ取材旅】沖縄をゆく~ 辺戸岬から平和の礎へ 鈴木耕 2019/11/10

新沖縄通信でおなじみの鈴木耕がいく沖縄 その1。

まずご紹介するのは、辺戸岬の「祖国復帰闘争碑」から古城跡、沖縄のみならず本土や朝鮮半島、アメリカまで、沖縄戦で亡くなった方々の名を刻んだ「平和の礎」まで。「続・沖縄の旅」は、辺野古や大浦も回ります。