雨 宮 処 凛 の せ ん べ ろ 酒 場


辺境冒険ノンフィクション作家 高野秀行さんと酒を飲みながら語る『酒を主食とする人々』【雨宮処凛のせんべろ酒場】20250519

ご存じですか?高野秀行さん。ワセダの冒険部から世界の辺境へ。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書く」人生を歩んでいます。

世界は広い、深い、そしてどこでも人々は生きていると、なんとなく元気の出てくる抱腹絶倒、想定外展開の高野ワールドを堪能ください。聞き手はもちろん、雨宮処凛さん。

幻獣ムベンベを追え(コンゴ奥地)に始まり

ワセダ三畳青春記

謎の独立国家ソマリランド

アヘン王国潜入記(ミャンマー)

幻のアフリカ納豆を追え!

イスラム飲酒紀行

イラク水滸伝

そして、最新刊は「酒を主食とする人々」(エチオピア)

2025年5月19日 収録


刑務所から見える社会 隔離大国の実態(山本譲司さん)【雨宮処凛のせんべろ酒場】20250529

雨宮処凛がいま会いたい人にグラスを傾けながらじっくり話を聞くせんべろ酒場。

今回のゲストは、山本譲司さん。だれも知らない刑務所の実態、社会が求める「隔離」の圧力、驚く情報の数々。

もう25年前、山本さんは、民主党の花形若手政治家から秘書給与問題で実刑判決を受け刑務所に入るという人生の大転換を経験しました。そのとき、受刑者の中に多数の障害をもつ人々、周囲の手助けを必要とする高齢者がいることを知り、さらにその人々の世話を担当する係となって衝撃を受けます。そして、刑務所にいて一生を終えることが「しあわせ」と感じる境遇のそれぞれ名前のある人々への思いと共に、そのどうしようもない現実を生み出す、刑務所と触法障害者、犯罪と福祉と社会の問題を考え始めました。

社会復帰後、山本さんは、ヘルパーとして介護の現場で働きながら、この視点からジャーナリストとしてルポや政策提言を続けています。

厳罰化して社会から犯罪をなくそうとしても、もともと社会自体が弱者を犯罪に押しやることをやめなければ成果はありません。昨今、見たくないものは見えるところから隔離排除してしまおうとする社会の危うさと隔離排除される人々への凍るような視線の怖さを感じます。

今日、2025年6月1日から、受刑者の処遇の改善、更生支援の充実などを盛り込んだ刑務所改革関連の刑法などの改正が施行されました。しかし、それが趣旨を全うするには、刑務所や行政の意識改革だけでなく、広く市民の意識の改革が必要だと、ここからの道のりの長さを痛感するお話でもありました。

★山本さんの本★

最も新しいものは 出獄記 (ポプラ社)

獄窓記(新潮文庫)、累犯障害者(新潮文庫)、覚醒(上・下)(2012年、光文社)

刑務所しか居場所がない人たち : 学校では教えてくれない、障害と犯罪の話(2018年、大月書店)

螺旋階段(光文社文庫)

2025年5月29日 収録


医療記者・ワインエキスパート・依存症【雨宮処凛のせんべろ酒場】20250424

2025年4月24日 収録

◆ 岩永直子さんのニュースレターはこちらから

naokoiwanaga.theletter.jp

◆ Addiction Report はこちらから

https://addiction.report


病や老いに無敵になれる方法(ゲスト:川口有美子)【雨宮処凛のせんべろ酒場】20250327

2025年3月27日 収録


中国・台湾 若者のいま【雨宮処凛のせんべろ酒場】20250227

2025年2月27日 収録


石丸・玉木・斉藤 現象を読み解く〜伊藤昌亮さん【雨宮処凛のせんべろ酒場】20250130

雨宮処凛さんがSNSなどデジタルメディアを媒介に作られる「運動」や「世論」を研究する伊藤昌亮さん(成蹊大学教授)に石丸・玉木・斎藤と選挙で注目を浴びた現象とそれを形作ってきた20年を聞きます。伊藤さんは、『デモのメディア論』(筑摩書房)、『フラッシュモブズ』(NTT出版)に始まり、雑誌「世界」に掲載された「ひろゆき論」まで、ネット世界の言論、運動の研究から、社会を読み解いてきました。最近は、炎上の背後にある「弱者男性」の「弱者」たたきの構造を明らかにしています。ひろゆきやホリエモンがなぜ若い世代のヒーローになるのか、リベラルが支持を失った世代は何にを考え「運動」を形成しているのか、これまでの思考では見えていなかった興味深い話が次々飛び出します。

収録は、2025年1月30日


アジアのデモ友 高円寺は桃源郷(松本哉さん)【雨宮処凛のせんべろ酒場No3】20241219

雨宮処凛がゲストと千円でべろべろになろう!という酒飲み番組。資本主義の競争社会からは早々に降りて、時間にも金にも縛られず自由に生きる人々を紹介中。

第3回は、アジアの自由人が集まる聖地高円寺の開拓者、デモのプロの松本哉さん。2011年4月に多分日本で初めての反原発デモを始め、その後国境を越えてアジアの各地から自由人が集まる街を作ってきました。アジアを旅して国境のない平場の付き合いを広げ、武漢、香港、台湾・・・などどんなところでもそこに生きる人の智恵や工夫に感心しつつ、日本でも生き延びるためにキャンプを開催したり。一言で説明はできませんが、まあ、聞いてください。酒と自由と友情があふれる、うらやましい小宇宙がそこには広がっています。

2024年12月19日 収録

「雨宮処凛 生誕50年&デビュー25周年大感謝祭」についてはこちら⇩

https://www.loft-prj.co.jp/schedule/p...


【雨宮処凛のせんべろ酒場】アナキズム研究者(栗原康さん)20241128

雨宮処凛のせんべろ酒場、第2回のゲストは、政治学者でアナキズム研究が専門の栗原康さん。

2024年11月28日 収録


新番組!【雨宮処凛のせんべろ酒場】(神長恒一さん)だめ連知ってる? 20241031

貧困と差別から目を逸らさずギリギリを生きてきた雨宮処凛が、いまの世の中に絡めとられない人々とビールを飲んで語り合う新しい番組。

第一回のゲストは、資本主義の競争社会から「イチ抜けた!」、ダメをこじらせない人々の別世界を築いてきた神長恒一さん。時間を切り売りする労働から逃れて、あらゆる人たちと「交流」しながら、不思議な世界を東京・高円寺を中心につくってきました。今や、アジアの「寝そべり族」文化の先駆という人もいますが、な~~~に、ご本人はそんな気負いはありません。いつものデモタイとはちょっと違う1時間をどうぞ。

2024年10月31日 収録