浜 矩 子 の 荒 れ 野 に 叫 ぶ


政策の叩き売り 日本は大丈夫か【浜矩子の荒れ野で叫ぶ】20250820

与党・野党が競うように「政策の叩き売り」に走っている。全所帯に交付金をばら撒くとか、消費税を「削る」「廃止」。「手取りを増やす」という安易な政策に有権者が飛びつく。目先の「利得」で人の心をを釣って、長期的な持続性を無視する「政策の安売り合戦」。財政を痛め、国民の将来を危うくするばかり。「こんな無責任な政治をつづけていてはいけない」と浜さんは叫ぶ。排外主義も同じ。外国人を労働力としか見ず「ひと」として扱わない。その上、差別し排除する。落ちるところまで落ちないと日本は反転上昇できないのか。いや悲観してはいけません。闇は濃くなっても、目を凝らせば闇の中に光が見える。闇を照らす光を探そう。希望を持って。

2025年8月20日 収録


アメリカを壊す トランプ関税【浜矩子の荒れ野で叫ぶ】

今回は「アメリカを壊すトランプ関税」です。

世界各国を相手に、見苦しいほどのドタバタ劇を演ずるトランプ大統領。

「無知・無謀・無責任」が世界を混乱の渦に巻き込んでいます。相手国の産業にダメージを与えるだけでなく、アメリカ国内でも物価上昇や雇用不安、成長鈍化など混乱は必至。「理に合わない政策」に突進する背景に、なにがあるのか。浜さんが明快に語ります。

2025年4月9日 収録(冒頭部分は4月14日収録)


「ジジ抜き」というトランプゲームが始まるか?就任1ヶ月半で見えてきたトランプ劇場の支離滅裂【浜矩子の荒れ野に叫ぶ】20250301

アメリカで政権交代が起き、世界を相手にあちこちで「チャブ台返し」が起きています。

言いがかりをつけて高関税をふっかけたり、皆で苦労して積み上げてきた温暖化や感染症対策に背を向けるトランプ政権。今や世界の困り者です。もはやアメリカ抜きの世界秩序を構築するしかない。

トランプは「メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン」といいますが、もうアメリカはグレイトではない。ついてゆくことは日本の安全保障につながりません。狂ったアメリカとどう距離を取るか。トランプという「ジジ抜き」で世界を考える時代になったのだと、しつこく、うるさく、諦めず、言い続けるしかありません。

2025年3月1日 収録